荒井崇博が優秀戦『ローズカップ』を制す ~弥彦競輪場~


古性優作の仕掛けに乗って自慢の決め脚を披露
10月10日に弥彦競輪場で『第35回寛仁親王牌』のシリーズ2日目が行われた。この日のメインは準決勝へフリーパスの『ローズカップ』。3車そろった福井勢が強力で、脇本勇希の番手を回った寺崎浩平と脇本雄太の折り返しが人気を集めた一戦。後ろ攻めとなった脇本勇希が赤板過ぎに押さえて出ると、打鐘手前からメイチ駆け。正攻法の構えから福井勢の後ろに飛び付いた郡司浩平は打鐘過ぎ2センターから反撃に出て福井ラインをのみ込む。南関勢の動きに反応した古性優作が最終バック手前からの仕掛けで前団をまくりきると、最後の直線で荒井崇博がシャープに差し切った。
「(古性との連係は)多分、2回目ぐらいですよね。もう、独特の間合いで本当についていくことだけ集中していました。直線が全部単独だったのでたまたま抜けたと思うしラッキーですね」
古性が抜群の仕掛けに出てくれたものの、最終バックでは後方からまくってきた吉田拓矢に体半分前に出られてしまう。最終2センターでは内の深谷知広と外の吉田に挟まれる形となったが、古性の後輪にハウスしそうになるくらいにピタリとマーク。興奮気味にレースを振り返った。
「一瞬でも口が空いたら内からも外からも来られてしまってもおかしくないけんね。隙は見せられんけん、もうビタビタよ」
明日の準決勝は10レースに出走予定。初日も連係していた嘉永泰斗を目標に、ローズカップを制した勢いのままに、再び番狂わせを狙っている。
「(嘉永は)初日も頑張ってくれたんでね。3着までに2人で入りたいですよね」
今年のG1戦線は全日本選抜競輪と、日本選手権競輪で決勝へ勝ち上がっている実力者。直線の長い弥彦バンクは決め脚鋭い荒井にとってもプラスに働きそう。もちろん嘉永とともに決勝進出が理想でも、多少の不利な展開になったときでも、コースを見つけてしぶとく決勝進出を狙う。

細川和輝記者
選手詳細データ
荒井崇博 選手 長崎・82期

















