地元の2人は正念場を迎える ~高知競輪・よさこい賞争覇戦~

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山中貴雄
リラックスした表情でインタビューに応える
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佐々木則幸
前検日に自転車を構えて写真撮影に応じる様子
決勝進出へ力を振り絞る

 4月2日(木)から高知競輪場で行われている高知競輪開設70周年記念競輪G3『よさこい賞争覇戦』は佳境の準決勝を迎える。地元勢は7名が初日から参戦したが5名が脱落し残り2人となった。前回覇者の山中貴雄と御大・佐々木則幸が仲間の分も期待を背負い勝負の準決勝に挑む。
 
 山中貴雄(90期)は準決勝一番手の10レースに出走する。
 「(佐々木)豪と一緒ですか。何度も連係があるし、相性自体も良いと思う。(佐々木なら)後手を踏むこともないだろうし、ここまできたら決勝へいきたい。連日、緊張はしているけど、感じも良いし2日目は初日に比べて軽かった。状態は昨年とそこまで状態は変わらないし、まずはしっかりと付いて行くことに集中して。そこから最後はコースがあれば、突っ込んでいきたい」と地元開催に懸ける想いを前面に押し出して準決勝突破へ全力で挑む。
 
 一戦、一戦身を削る思いで勝ち上がってきた佐々木則幸(79期)はメインレースで勝負を賭ける。
 「まさかのメインとは。11レースぐらいかと思っていた。でも小川君なら心強い。連日、前でも後ろでも動きは良いし、何でもできるタイプですからね。動き良い小川君に全て任せて後輪に集中していく。今回は流れが良いし、その流れに何とか乗れている。昨年の記念でも決勝に乗れているし、1着を取るとか大きいことは言えないけど、せっかくの地元記念なので何とか確定板に乗って決勝に上がれるように頑張りたい」と昨年も含めて過去4度地元記念で決勝に進出しているだけに画面越しからのファンの声援を力に変えてベテランの意地を見せるか。

 10レースの発走予定時間は15時29分、12レースは16時40分、¥JOY×プロスポーツサイトでの投票締め切りは発走の5分前となります。

池端航一記者

2020年4月3日 18時55分

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