病み上がりの不安を吹き飛ばす岡部伶音 ~青森競輪場~

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岡部伶音
予選は負けられない
師匠のアドバイス受け立て直しへ

 8月18日から青森競輪場でモーニング競輪が行われる。今回はA級1、2班戦の7レース制で、予選6Rに登場する岡部伶音(福島・123期)に注目した。

 目下、初日予選は10連勝中。だが中17日空いた今回ばかりはちょっと弱気。前走の別府ミッドナイトを急性扁桃炎で欠場しており復帰戦となる。

 「発熱で39度まで上がった。初めてあんなに熱が出たし、もうしんどくて。体が相当きつくて、けだるさしかなかった。レースが空いたので不安もありますね。怪我や病気でこんなに休んだのは初めて。それ以外(先頭員早期追い抜き)で長期の欠場はありますけど・・・」

 練習期間は1週間ほどで「状態は走ってみて」と慎重に言葉を選んだ。そんな岡部伶に的確なアドバイスを送ってくれたのが師匠であり父の岡部芳幸(福島・66期)だ。

 「師匠にどういう練習がいいのか相談しながらやってきた。練習自体はできているので、レースで出し切れるように頑張るだけです」

 百戦錬磨の父から状態が落ちた時の立て直し方法を授かり、復帰戦に向けてやれることはやってきた。病み上がりの不安を吹き飛ばす豪快な走りで白星スタートを切りたい。

小野祐一記者

2025年8月17日 16時18分

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