地元の寺沼拓が新春初勝利 ~京王閣競輪場~

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寺沼拓摩
準決は地元3車の先頭で激走を誓う
東京の新たな大砲へ名乗り

 新年が幕を明けて新たな期がスタート。1月1日に初日を迎えた京王閣競輪F2シリーズでは正月開催で地元勢が多数参戦したが、ガールズケイリンで奥井迪(106期)が敗れるなどの波乱もあった。地元勢で初日の1着は寺沼拓摩(115期)と、松根真(90期)の2人。寺沼は豪快なカマシで後続を突き放しての勝利で、今年の飛躍を感じさせるレースとなった。
 
「とりあえず一発目だったので勝てて良かったです。別府から中1日だったので移動もあり疲れが残っていました。初日にモガいたので明日以降は体も軽くなると思うし徐々に調子を上げていきたい」と疲れが残る中での参戦も、持てる力を存分に発揮。
 
 今期について聞くと
「今は自分の行ける所から仕掛けるということを意識していて、先行が基本ですね。その中で別線の動きを見てまくりになることはありますけど、基本は前々に仕掛けたい。今期もS級点のことは気にせず自分のレースに徹します」と抱負を語ってくれた。

 1月2日は最終12レース(20時20分発走、エンジョイ投票サイトの締め切りは発走5分前)に登場。地元3車の先頭で別線完封に挑む。

及位然斗記者

2021年1月1日 22時00分

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