橋本優己が特別昇班 ~奈良競輪場~

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橋本優己
先行にこだわり、さらに上を目指す
同期のライバルをまくりで撃破

 奈良ミッドナイト競輪最終日の1月7日、A級チャレンジ8レース決勝戦でルーキーの橋本優己(岐阜・117期)が優勝。12月高知ミッドナイト、同月岐阜に続く3場所連続の完全優勝でA級2班への特別昇班を決めた。

 決勝の橋本は単騎戦。別線の同期3人にはそれぞれラインができた。前受けの中村隆生(栃木・117期)が後ろ攻めから押さえに来た安藤直希(京都・117期)を突っ張って逃げる。佐々木和紀(神奈川・117期)が3番手、橋本は5番手、安藤は6番手の位置に戻って赤板、打鐘を通過。脚をためていた橋本は最終ホームからまくり上げると、あっさりと前団を抜き去ってバックで先頭に立つ。そのまま最後まで力強く踏み切り、同期のライバルを圧倒した。

 チャレンジ戦では先行基本に長い距離を踏んでいた橋本。強じんな地脚を武器にA級1、2班でも暴れまわる。

笠原裕明記者

2021年1月7日 23時37分

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