石原颯がS級特進 ~広島競輪場~

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石原颯
陸上8種競技からの転身でポテンシャルは高い
6番手から豪快にまくる

 広島モーニング競輪最終日の1月11日、A級1、2班戦の7レース決勝戦でルーキーの石原颯(香川・117期)が優勝。12月別府MN、同月小倉MNに続く3場所連続の完全VでS級特進を決めた。

 レースは後ろ攻めの谷和也(大阪・115期)が赤板の2コーナーで押さえて先行策に出る。前受けから6番手まで下げた石原は最終2コーナーからまくり上げると、懸命に粘る谷を直線で抜き去った。

 昨年11月に特別昇班した後は勝ち星を量産。12月大垣MNは決勝3着に敗れてS級特進に失敗したが、2度目の挑戦できっちりチャンスをモノにした。S級でも持ち前のスピードを武器に暴れまくる。

笠原裕明記者

2021年1月11日 12時06分

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