準決こそ勝ち切る

　10月11日（月）に幕を開けた川崎競輪F1ナイターは初日が終了。初日特選12Rは森田優弥がまくりで白星スタートを決め、人気を背負った岩本俊介は大石剣士に前を任せ、不慣れな番手戦。大石が蕗澤鴻太郎に叩かれる展開から、自ら外を踏み上げたが届かずの２着となった。
　「本当はもっと大石君を援護しないといけないので、そこは自分の経験不足が出た」とレース後の岩本は反省の弁。ただ、本来ならば終わった展開と言っていい所から2着まで届いたのは、岩本の脚力と、バンクとの相性の良さがなせる技だ。「僕から売れていたから、なんとかしないとと思って踏ませてもらいました。小原（太樹）君もいたし、なんとか2人で決まるようにと思って。彼が踏めるコースも作ったつもりでした。やっぱり川崎はまくりなら直線のあのコースが伸びますね。準決は自力になるし、気持ちを切り替えて頑張ります」。
　準決勝は本業の自力戦。F1戦では通算3V、G3での勝率も高くまさに〝ドル箱バンク〟で、豪快な一撃を決める。

　なお、2日目からはレースカットとなり、1Rの発走時刻が変更となっております。岩本の出走する最終11Rは20時25分発走予定。エンジョイサイトでの投票締め切り予定時刻は発走の5分前を予定しております。

• 選手詳細データ

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  岩本俊介 選手千葉・94期