地元のエースとして兄の想いも背負って戦い抜く ~奈良競輪場~

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三谷竜生
地元記念に賭ける気持ちは特別競輪以上で闘志を全面に押し出す
2日目こそ白星をつかんでファンの声援に応える

 2月11日(金)に奈良競輪開設71周年記念『春日賞争覇戦』は2日目を迎える。初日は地元勢がまさかの大苦戦。三谷3兄弟の長男の政史(奈良・93期)は2レースに登場して9着に大敗。次男の将太(奈良・92期)は6着で予選敗退。唯一勝ち上がったのは三男の竜生(奈良・101期)のみで、地元勢は白星を挙げることができずに終わってしまったが、兄たちの想いを背負って2日目以降こそ活躍を誓う。
 「ちょっと今日は緊張しましたね。やっぱり地元記念ですし。政史は腰の具合もあって仕方ない部分もあったと思うんですけど、将太はちょっともったいなかったですよね…。でも終わったことは仕方ないですし、その分も自分が頑張らないといけないって思っているんで。初日は抜きたかったですけど、ワッキーが強かったですね。仕掛けが遅かったっていうのもありますけど、あそこからの仕掛けを抜ければなんでも獲れると思っているんで。そうなれるように。2日目以降の方が今日よりも良くなると思うんで。1着もそうですけど、しっかり決勝には勝ち上がらないいけないって思っているんで気を引き締めて頑張ります」

 二次予選は11レースで過去に何度も連係して1着を取っている中西大が目標となる。スピードある佐々木悠葵とS班・宿口陽一の関東勢も強力だが、地元の意地を見せて準決へ勝ち進む。

細川和輝記者

2022年2月10日 19時30分

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