『決勝こそ…』地元の新村穣が奮闘 ~川崎競輪場~

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新村穣
先輩達の想いを背負って決勝戦に挑む
地元ファンの声援を力に別線を迎え撃つ

 3月16日(水)に最終日を迎える川崎ミッドナイトF2シリーズ。A級1、2班戦は優勝候補の植原琢也(埼玉・113期)や地元戦に強い巴直也(神奈川101期)が準決勝で脱落する大波乱。混沌とするシリーズを制するのは果たして…。地元の新村穣(神奈川・119期)は連日、番手を狙われる不慣れなレースを凌いで決勝戦に進出。反省を口にしながらも決勝への意気込みを語った。
 「初日は初めてのジカ競りで、初めての先行一車の構成でした。初日はなんとか対応できましたけど2日目はちょっと…。前を取れなかったら相手に粘られるこもとも想定はしていたのに、自分の中でどんどん焦っていってしまって…。自分で自分を苦しくしてしまいました。結果的にラインにも迷惑をかけてしまい申し訳ないですね。2日間ともレース内容的にも良くないですし、自分の持ち味を出し切れていない感じですね。決勝はその分も出し切れるように。高木(翔)さんとは準決で初めて対戦しましたけど、小玉(勇一)さんとはこれが初対戦になりますね。番手の岡本(大嗣)さんも巧いですし、格上の選手。簡単に勝てる相手だとは思っていないですし、自分は思い切って仕掛けるだけ」
 スピード持久力の高さを生かしたダイナミックな走りで1、2班戦2度目の優勝をホームバンクで狙う。 
 
 

細川和輝記者

2022年3月16日 02時58分

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