復活の狼煙をあげる新村穣 ~川崎競輪場~

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新村穣
今回は地元ホームバンクで気合増し復活の一打を放つ
大きなことは言えないが課題は克服できた

 川崎競輪場では明日の24日からナイターでFⅠシリーズが開催されます。ここでは地元の新村穣(神奈川・119期)を取り上げてみたい。

 気になっていたことがあった。新村といえば昨年の小田原記念では決勝進出。今年も3月あたりでは105、6点を持っていた。
しかし、今では点数はガクンと下がり直近の点数でも100点を切っている。「2月の時にダービーに向けて無理しすぎて体調を崩してしまった」のが原因だろう。
しかし、今回に向けて取材を進めていると前向きなコメントが出ていて雰囲気は悪くなさそう。「6月の熊本の落車は番手の競走だったけど自分が下手でした。でも、一本休んでケガを治せたし一週間練習できた」。今回は街道で練習していたようで「大きなことは言えないけど課題は克服できた」。最近の成績だけに走ってみたから状態が良いのか答えが出そうだが、表情は良かった。地元で気合を見せた走りで、今後上昇をつかむきっかけになれば、また上位戦での活躍は十分だ。

木村貴宏記者

2025年7月23日 18時40分

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