阿部架惟都が修正を誓う ~取手競輪場~

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阿部架惟都
初日の修正はできそうで準決は白星に期待
地元勢を連れてライン独占を目指す

 4月10日(月)から取手競輪場にて行われているS級シリーズは11日(火)に2日目が開催される。A級特選では前回完全Vを飾った阿部架惟都(宮城・115期)に注目が集まったが、吉田智哉(愛媛・111期)がまくりを決め、俊敏に切り替えた小林令(山梨109期)が突き抜けた。

 「前受けからの組み立てでカマシが理想だったんですが、踏む距離が長くなってしまいました。前検日には“9連勝して特別昇級する”と言いましたが、いきなり終了です(苦笑)。雪が溶けてバンクでやりたい練習ができていたし、中24日の間に足りない所を補えての参加だったから本当に悔しいです」と納得いかないレースを冷静に振り返っていた。
 
 「準決は松永将さん(茨城・89期)と須賀和彦さん(茨城・89期)の地元勢が付けてくれる。今はS級を見据えて戦っていて、今期の中では一番のデキだと思っているので出し切りたい」と早くも集中力を高めていた。

永岡孝史記者

2023年4月10日 18時40分

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