佐藤博紀が300勝を達成「できるだけ長く、自力でやりたい」 ~小松島競輪場~

同期同級生の守澤太志とワンツー決着
小松島競輪場で開設75周年記念「阿波おどり杯争覇戦」GⅢが7月3日に開幕。一次予選の9レースに登場した佐藤博紀(岩手・96期)は十八番のまくりで同期同級生の守澤太志(秋田・96期)とワンツーを決めて、節目の300勝を達成した。
レースを終えた佐藤は「守澤君が付いてくれていたし、直前まで緊張してしまって。タイミングも一歩も二歩も遅くなってしまって、無理矢理踏んでいる感じでした。無我夢中でしたね」と振り返り、人気の決着にホッとした様子。
2009年7月の前橋デビュー戦から、16年目での300勝達成。節目について聞くと「忘れていたぐらいなので全然気にしていなくて(笑)。1着を取れたらいいなぐらいの中で自分はいつも走っているので。嬉しいのは嬉しいですけどね」と゛佐藤節゛で心境を教えてくれた。
今後の目標については「できるだけ長く自力でやりたいですね。後輩も増えてきて、最近は番手だったり3番手を回ることも増えてきたので与えられた番組の中でもちろん頑張るんですけど。やっぱり自力でやって勝ち負けした方が納得はいくので」と生涯自力を貫く様子。
タテ脚健在の佐藤がこれからも1勝、1勝を自力を主体に積み上げる。
2025年7月3日 15時16分
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選手詳細データ
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佐藤博紀 選手岩手・96期