渡辺福太郎が12年間の選手生活にピリオド ~川崎競輪場~

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渡辺福太郎
ホームバンクで有終の美を飾る
「最終日こそ自分らしく、力を出し切って終わりたい」

 6月27日に川崎競輪場でミッドナイトF2シリーズの最終日が行われる。2レースの一般戦に登場する地元の渡辺福太郎(神奈川・103期)は代謝制度によってこの日がラストラン。ケガの影響に苦しみながらデビューから12年戦ってきた渡辺が、惜しまれながらこの日をもってバンクを去る。

 「今年の前半はしっかりと練習ができるようになって良くなってきたんですけど。これも競輪なので。甘くないですよね。どうしても季節の変わり目だったり雨の日は古傷が痛むんです」。
 バンクに雨が降り注いだ2日目は中団を確保するも動けず7着に終わってしまったが、積極的な仕掛けた初日は上がりタイムも決して悪くなく、大いに見せ場を作っていた。
 
 「明日は晴れるといいですね。しっかりとケアをして備えます。最終日こそ自分らしく、力を出し切って終わりたい」。
 
 いろいろな思い出が詰まったホームバンクで、渡辺らしい走りで有終の美を飾る。

細川和輝記者

2025年6月27日 02時08分

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