小堀敢太がS級へ特別昇級 ~富山競輪場

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小堀敢太
将来有望な北日本の若手
デビューは昨年5月の地元戦

 7月29日に富山競輪場で行われたF1シリーズ最終日、A級決勝戦の11レースに出場した小堀敢太(北海道・125期)が完全優勝を飾り、3場所連続完全優勝でS級2班へ特別昇級を決めた。

 レースは前受けから小堀が青板バックで突っ張り、上昇した鶴良生は初手と同じく6番手に。赤板から徐々にペースを上げる小堀に対して別線は仕掛けられず、最終ホームを小堀が先頭で通過。2コーナーから4番手の奥出良がまくり上げるが、車間を空けていた原大智が牽制し失速。ペースの落ちない小堀がそのまま原の追走を振り切り、逃げ切りで優勝を決めた。

 小堀は昨年5月の地元戦でデビューを飾り、約1年2ヶ月でS級へステップアップ。同期である中石湊(北海道・125期)の背中を追いかけ、S級でも持ち前の機動力を爆発させる。

及位然斗記者

2025年7月29日 20時20分

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