勝てば節目の100勝を達成する

　立川競輪場では明日の24日からFⅠシリーズが開催されます。S級の注目の一人は何といっても地元の鈴木玄人(117期・東京)だろう。

　地元戦で万全と思いきや、少し不安になることがあった。「プチぎっくり腰があって。痛みはあるけど楽になってきた」と話す。
ただ「不安要素は少ない方がいいけど仕方ない。自分の中ではいい時の腰の痛み。今回の立川に向けて仕上げてきました」。
聞いている側からすれば、不安しかないが本人しかわからない何かがある。きっと大丈夫なのだろう。

　以前に鈴木が口にしていたことは『関東の中でも東京が弱い』ということ、言い方は悪いが『東京はなめられている』とも言っている。
本人は「東京のみんなで下克上を起こしますよ」と言うが、その先頭に立つのが最近のビッグ戦線でも名前を上げてきている鈴木ではないかと思う。

　まずは初戦、鈴木は地元で勝って勢いを付けたい。そうすれば「同期の仲でも遅い方」と話すが節目の100勝を達成する。
「前回の立川を走った時は失格した(今年1月)。気合を入れて勝ちにいく」。初戦の鈴木の走りに注目したい。

• 選手詳細データ

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  鈴木玄人 選手東京・117期