初登場の京王閣バンクを味方に付ける

　京王閣競輪場で元日から始まった『NEW YEAR RACE2023＆日刊スポーツ杯』F2ガールズシリーズは3日（火）に最終日を迎える。

　ガールズはシリーズリーダーの鈴木美教（静岡・112期）が人気に応えて初日から連勝。2日目は山口真未の仕掛けを最終ホーム過ぎには叩き切るロングスパート。
　「真未さんを出したらまずいので、追いかけて長い距離でも出切らないとって思った。出切ってからはペースで踏んで、もう一度踏むこともできたので感じは良いです」と長い距離を踏み切ったことで好調を実感。

　元日開催は普段通りには過ごせなかった様子で「初日はアップから集中しきれなかった」と調整に難航したが、「初日よりもマシになりました」と修正にも成功。意外にも京王閣は初参戦だったが「走りやすいし、好きなバンクです。直線が立川みたいに長いかなって思っていたんですけど、それほどでもなくて」とバンク相性も良好。元日開催は18年にも経験しているが、その時は連勝で決勝に進むも優勝は逃している。「決勝も油断せず走る」と今回は新年初Ｖへ気を引き締めて臨む。

• 選手詳細データ

• 
  鈴木美教 選手静岡・112期