初勝利が遠い宇野紅音は悔しい3着 ~立川競輪場~

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宇野紅音
悔しい走りが続くも初勝利は近い!
「(初勝利まで)もうちょっとだったんですけど…」

 2月9日(金)から立川競輪場で開催されているF2ガールズは初日が終了。
 第6レースのガールズ戦では初勝利が遠い、宇野紅音(岐阜・124期)が逃げた畠山ひすいの後位からまくりを放つもあと一歩及ばず3着。レース後は勝ち切れなかった悔しさ一杯の中、レースを振り返ってくれた。

 「先行しようと思っていたところで畠山さんがきてくれて決して狙ってあの位置だったわけではないです。たまたまです。そこからは後ろから誰かが来るだろうと思って勘だけでタテへ踏んだ感じですね。もうちょっとだったんですけど…。お客さんからも『がんばれー』って声が聞こえてたんですけどね」と悔しさを滲ませていた。
 「でもやり切った感がありますね。結果だけを求めたレースじゃなくて、先行しようと思ってのあの形からのまくりだったので」と話す。
 「今回からシューズカバーを変えたんです。それと前検日にセッティングが出ました。ハンドルまわりをいじってサドルを少し戻したらポジションが出た。顔見せから脚も軽かったです」と試行錯誤した結果、フレームと体がマッチした様子。

 昨年10月の前橋から9場所連続で優出中。デビューからまだ白星こそないが、着実に力は付けている。予選2ではグランプリレーサーの久米詩と本格デビューした7月の大垣初日以来の対戦。胸を借りる走りで初勝利へ向けてまい進する。

池端航一記者

2024年2月9日 17時07分

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