少しずつ結果が出ている宮地寧々 ~川崎競輪場~

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宮地寧々
続けてきたものが実を結び安定感が増す
続けてきたものがつながってきている

 川崎競輪場では10日にFⅡナイターシリーズの初日が行われた。第5レースでは宮地寧々(岐阜・110期)が好位の3番手からまくった地元の畠山ひすいを差して一着。前回の岸和田に続いて初日予選1での連勝を決めた。

 宮地が好調を維持している。「TS9にして少しずつつかめてきた感じです」。
TS9の自転車は頑丈で耐久性が高い。そこでウエイトトレーニングも始めるのだが、「1年たって慣れてきた感じです」と話す。何かかみ合ってきたようだ。
室内練習にしたのも大きい。家庭がある宮地にとっては「時間の使い方」も鍵になってきそう。室内練習なら集中できることもあるし、移動時間が少なくなるのも大きいだろう。

 予選1を振り返ってもらうと「自力は出していないけど、うまく判断できた。キツい中でも踏めたし、畠山さんを相手に勝てたのは自分でもビックリ」。
確かに直近4ヵ月の点数でも畠山の方が3点近くも上なので宮地が驚くのはおかしくない。それでも近況の好調ぶりから期待せずにはいられない。予選2も楽しみだ。

木村貴宏記者

2025年10月10日 23時55分

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