検車場レポート
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佐藤 水菜 神奈川 114期 |
【佐藤水菜(1着)】
「自分の思うようなレースができて、すごく有意義な3日間でした。併走が長かったですね。でも、もう勝負所以外はどく気はなかったので、そこは精神と精神のケイリンの戦いをしようと思いました。残り1周になる前には誰かしら動きたいタイミングはわかっていたので、そこで自分が一番手に駆けようと思っていました。(3人のみ込み踏み出した感触)もがき合いにならないように、自分がゴールで優勝できるように、考えて走りました。一番嫌なゴール前勝負になってしまったので、神様頼みというか、もう座るところがないサドルで今世紀最大の力で踏み込みました。(競技自転車との違い)一生懸命工夫していろいろやってみたんですけど、理想のフォームには今の自転車ではなかなかならなくて、練習でも仲澤に負けて危機感をもってここに入ってきたんですけど、やるからにはお客さんのお金と期待を背負っているので、そんなの全部捨てて、死ぬ気で戦いに来ました。心残りなのは1周半、駆けたかったという気持ちがあるんで。今日は、本当は1周半駆けたかったけど、珍しく前団だったので、自分のタイミングから行ったんですけど、こういうタイトルレースで長い距離を踏んで自分の力試しをしなきゃいけないなっていうのが、もう1段階ステップアップするために、必要だと感じているので、次のオールスターではもうちょっと長い距離を踏めたりする勇気をもって走れるようにしたいです。(オールスターで全冠制覇かかるが)そうなんです。そうなんです。初タイトル、頑張って獲ります。でも500なんですよ。難しいですね。頑張ります。(オールスターの概定はまた違うが)どんなレースでも、どんな勝ち上がりでもやることは1つ。勝つことだけなので、1着だけを狙って、勝ち上がりを狙って自分のレースをして勝ちたいです」
【尾崎睦(2着)】
「(佐藤の後ろが)優勝に一番近い位置だと腹をくくって追走に集中していた。梅川さんも強いけど、余裕はなかったので、サトミナ(佐藤水菜)だけを見ていました。梅川さんが仕掛けてきた時に(佐藤と)車間が空いて入られないようにしてきつかった。3コーナーで吸い込まれて、夢を見たけど、(佐藤が)流していたんですね。踏み直しはすごかったです。昨日は梅川さん、今日はサトミナについて脚力差を感じた。8月(オールスター)、11月(競輪祭女子王座戦)に向けたこれから練習を頑張っていきたい」
【竹野百香(3着)】
「緊張しすぎて覚えていないんですけど、見せ場がなくて、最後に空いたところをすくうだけになってしまった。緊張で体が動かなかったです。(道中は位置を求めたが)佐藤さんよりも前にいないとって、そこは気持ちを強くもった。けど、ずっと人の後ろで何もできなかったです。脚が余ってゴールをしたので、悔しかったですね。結果だけではない大事なこともあるので。立ち遅れないようにと前に集中しすぎると周りが見えてなかったし、次にこういう機会があったらちゃんとやりたい」