混戦を断つ

　8月20日（土）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」セカンドクォーター ファイナルラウンドの一次予選が行われ、2Rに出走した三浦翔大が力強く逃げ切り好発進を決めた。

　レースは残り3周で3コースの宮下が一旦前を切ったが、そこを三浦がすかさず仕掛けて一気に前を叩いた。離れながらも追った坂本が追走するも3番手以降を突き放して、最後は石塚がまくりで迫るも坂本のところまでが限界で、三浦が堂々の逃げ切りを決めた。前検日のインタビューでは「久々のPIST6なので不安はある。パワーが足りない感じがしたし、重く感じた」と語っていたが、レースでは着差以上に強い内容で白星発進を決めた。レース後のインタビューでは「タイミングが良かったです。いつもより余裕はなくて重く感じたけど、アタリがついた感じががするし、しっかりケアをしてナイトも頑張る」と手応えをつかんだようで、上積みが見込めそうだ。過去全て優出を外していない実力者として、安定感ある走りで連勝での勝ち上がりを決める。

• 選手詳細データ

• 
  三浦翔大 選手宮城・98期