PIST6の8月第3戦が開幕! ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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市本隆司
53歳となった今でも進化を続ける大ベテラン
全日本トラックに出場する市本隆司に期待

 8月18日(月)からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 8月 第3戦が開催される。優勝経験者4名が参戦する今シリーズだが、最多優勝回数を誇る堀江省吾(長野・119期)が優勝候補筆頭格。実績面で次ぐ神田龍(三重・105期)や、現行競輪でS級に特進した塩島嵩一朗(神奈川・125期)らが堀江に迫るが、ここでは8月22日(金)から伊豆ベロドロームで開催される第94回全日本自転車競技選手権大会トラックレースの男子エリートスプリントに初挑戦する市本隆司(広島・72期)に話を聞いた。

 「出場推薦枠で初めて全日本自転車競技選手権大会に出場することになりました。(出場が)12日に決まって、そこからはバタバタで準備してきた。ここが終わったら21日から伊豆に入って23日の大会に備える予定です。その前にPIST6を走れることは大きいね。今回のタイムトライアルも全日本トラックの予選も10秒5を切るタイムを出したいね。こんな機会はなかなかないし、自分が走ることで『市本が走るなら自分も』という気持ちにさせることができれば」

 昨年10月に行われた「UCI世界選手権大会トラックマスターズ」のスプリント種目(50-54歳カテゴリー)で金メダルを獲得し、53歳となった今でも進化をし続ける大ベテラン。全日本トラックの男子エリートスプリントにはナショナルチームとして活躍する太田海也(岡山・121期)や中野慎詞(岩手・121期)などもエントリーしており、スプリント予選の200mFTTで上位16位までに入ることができれば、太田や中野と対戦する可能性も出てくる。まずは今シリーズで好成績を収めて、全日本トラックにつなげたいところだ。

中田真弘記者

2025年8月17日 16時30分

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