得意な400走路で持ち味を発揮する

　7月28日（木）から川崎競輪場で行われるミッドナイトF2シリーズにホームバンクの齋藤雄行（神奈川・121期）が初登場。本格デビュー戦となった伊東F2、続く大宮F2でも連勝で決勝へと勝ち上がっており、予選はもちろん通過点。初優勝を目指して予選から気持ちを全面に押し出して存在感をアピールする。

　「ここに向けてしっかりと練習してこれたので、そんなに緊張せずに走れると思います。今までルーキーシリーズから33バンクと500バンクしか走っていないんですけど、400バンクが一番走り慣れていますし、得意だと思っているので力を出し切れるように頑張りたい」

　師匠はS級でも活躍している東龍之介（神奈川・96期）。熱い指導を受けて脚力アップに努めている。
　「ライン戦は難しさもありますし、走りながら勉強している感じですけど、師匠には『内容は凄くいい』って言ってもらえているので。今は長い距離を踏んで勝ち切れるレースができるようにって思っています。今回は地元戦なので内容はもちろんですけど、結果にもこだりたいですね」。
　
今シリーズは同期のライバルが3人いる。在所時に３度のゴールデンキャップを獲得している村田祐樹は先に優勝を手にしているが、焦ることなく己のスタイルを貫きながら結果を求めて攻風を切る。

• 選手詳細データ

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  齋藤雄行 選手神奈川・121期