V候補の筆頭・添田龍児が準決に挑む ~取手競輪場~

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添田龍児
気持ちで負けず力強い走りで決勝進出を目指す
力を出し切る競走を胸に

 取手競輪場で開催されている、チャレンジ戦のモーニング7は1日(木)に初日を終了。メーンの第7レースに出走した新人の添田龍児(神奈川・121期)が前受けからの突っ張り先行で逃げ切り初日予選5連勝を決めた。
 
 「コーナーで踏み上げたときに違和感があるが取手は400バンクで駆けやすいです。走る前から脚が張っていたが、冷静に強気に走れた」と初日を振り返る。
 今シリーズは前検日の前日に急に入った追加、しかも初日の5レースは近藤雄太(岡山)6レースで小榑佑弥(新潟)と同期が負けており自身にも不安がでてきたのではないか?
「(同期が負けて)不安はありました。でも自分は気持ちで負けないようにと。急な追加に関しては万全ではないが疲れを抜いて準決に挑みます」。

 師匠の大塚玲(神奈川・89期)は現在、小田原FⅠに出走中。小田原は取手開催と同じく1日が初日で3日が最終日だ。「師匠はテレビで自分(が走っているレース)を観てくれていると思うので、僕もこれから師匠のレースを観ます」。
 「力を出し切る競走を」と師匠の教えを心掛け準決も突破し決勝に進めば、レースが終わったとき、師匠も画面の向こうで喜んでいるはずだ。
 

木村貴宏記者

2022年12月1日 16時17分

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