初日を反省して挑む木村優駿 ~川崎競輪場~

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木村優駿
準決はラインで決める競走を見せる
対策を取って修正を

 川崎競輪場では9日からFⅡシリーズのナイター開催『オッズパーク杯』が行われており、第3レースでは木村優駿(埼玉・127期)が一着で勝ち上がり準決へ駒を進めた。

 レースが終わると表情はかたかった。確かに1着だったがラインで決めることができなかったのが原因だ。
「泉さんが突っ張ってくるのは想定外で焦ってしまい違うレースになってしまった」。展開のもつれは仕方ないが、これからも起こることであり、ほとんどの選手が通ってきた道。
新人の木村にとっても考えなければならない。

「先行もできなかった。レースを見直して対策を取ります。修正して。脚は悪くないと思うので」。本デビュー後は連続で優参。初Vを狙うにも近い位置にいる。
どんな展開にも冷静に対処できるようになった時、木村の強さはまた増すはずだ。

木村貴宏記者

2025年8月9日 23時49分

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