地元で本格デビュー戦を迎えた木村優駿 ~大宮競輪場~

初戦から番手は競り合いに
7月18日(金)から大宮競輪にてモーニング競輪が開催される。1レースと2レースはガールズケイリンで、3レースからチャレンジ戦が始まる。今シリーズには127期の木村優駿(埼玉)と森飛龍(静岡)の2名が参戦中。で地元の木村に注目した。
父は健司(85期)で高校から始めた自転車競技で活躍した。競走訓練では2度ゴールデンキャップを獲得した逸材で、順位以上の力を秘める。「街道とバンクでしっかり練習してきました。体に不安はないですが、レースに対しては大いにあります。師匠の父からは“力を出し切ってこい”と言われました」。
「ルーキーシリーズは力を出し切れたが、まくりが外に浮いてしまったりした。タイミング的な問題もあるかもしれないが落ち着いて走れば良かった」と振り返っていた。
「脚質的にはダッシュタイプ。目標にしているのは眞杉匠選手(栃木・113期)です。今回は3連勝を狙っていますが、内容あるレースを心掛けます」と長い競輪人生の始まりだ。