郡司浩平が圧巻のVまくり ~熊本記念~

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郡司浩平
賞金ボードを掲げて記念撮影に応じる
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ゴールめがけて力一杯踏み込む②番車の郡司浩平
地元の平塚GP出場へ一戦必勝で臨む

 熊本競輪開設70周年記念「火の国杯争奪戦」GⅢin久留米の決勝戦が10月4日(日)に行われ、S級S班の郡司浩平(神奈川・99期)が快速まくりで優勝。郡司は今年4度目の記念制覇を達成し、地元の平塚で行われるグランプリ出場へと、また一歩賞金を積み重ねた。

 レースは後ろ攻めの郡司が赤板過ぎに誘導を切ると、松川高大がさらに動き、その上を清水裕友が打鐘で叩いて主導権。すると、松川は清水後位で粘り、隊列が短くなる。仕掛け所を逃さない三谷竜生はその隙を見て一気のスパート。三谷のスピードは良かったが、抵抗する清水と最終バックで壮絶な力比べになる。何とかまくり切った三谷だが、その上を郡司が圧巻のスピードで飲み込んだ。
 郡司は表彰式で「日に日に体調が良くなってきて自力を出せて良かったです。バックからは無理でも行こうと思った。行ききれて良かった」とレースを振り返った。その後記者によるインタビューで「今年はかなり順調に来ているし、記念の優勝回数も今までで一番多い。この調子をキープしてもっと上を目指してG1を獲れるようにやっていきたい。賞金もいくらとか気にしていないが、結果が結び付いていることは嬉しい」と喜びを口にした。

本吉慶司記者

2020年10月4日 17時30分

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