初日特選を制した眞杉匠 ~取手競輪場~

レース内容を反省し二次予選に挑む
5月31日に取手競輪場で開設75周年記念 『水戸黄門賞(GⅢ)』の初日が行われた。好メンバーが揃った初日特選は中団を確保した眞杉匠(栃木・113期)が3角まくりを決めて白星発進。地元でダービー王の吉田拓矢を振り切りS級S班の底力を見せつけた。
冷静な走りで結果を残した眞杉だが、レース後は「(松井宏佑が)切ったところを叩いていこうと思った。けど、(藤井侑吾が松井を)突っ張った。(3番手に入ってからは)自分の間合いでと思っていた。ちょっと空けすぎてしんどかった。想定では(藤井ラインを)もうちょっと早めに通過したかった」と反省点を挙げた。今節は新車も仕様しレースに挑み「新車が重かった。もうちょっと(自転車を)いじりたい。昨日(前検日)もいじったけど、昨日も今日も乗れずだった。ローラー(で乗っているの)とは違うんで」と上積みを図り二次予選に挑む。
S級S班の眞杉にとって結果はもちろんのこと、内容も求められる立場なのは当然かもしれないが、その飽くなき探求心には頭が下がる。今後もさらなる高みを目指して自身の納得のいく走りを追求する。
2025年5月31日 18時58分
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選手詳細データ
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眞杉匠 選手栃木・113期