郡司浩平がダイヤモンドレースを制す ~小倉競輪場~

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郡司浩平
1着商品のダイヤモンドをゲット!
単騎でも強気なまくりを披露

 11月25日(金)小倉競輪場で第64回朝日新聞社杯競輪祭のシリーズ4日目が行われ、最終レースの『ダイヤモンドレース』は単騎の郡司浩平(99期・神奈川)がまくって勝利を収めた。

 レースは号砲と同時に新田祐大がスタートを取り北日本勢が正攻法に構える。単騎の郡司浩平がその後ろを選択し、関東勢が5番手、単騎の清水裕友、単騎の山田久徳の順番で周回を重ねる。早くからアクションを起こしたのは森田優弥。青板過ぎに新山響平に並んでプレッシャーをかけ続けると、赤板をめがけて新山と森田で踏み合う。内の新山が森田を突っ張り切って主導権を奪うが、森田は最終ホームから再度巻き返す。森田は巻き返しが不発になると外に退避し、そこに吉田拓矢が乗り上げて落車。終始4番手をキープした郡司浩平は2コーナー付近から仕掛けて、新山の番手から出た新田をゴール前に交わして1着を手にした。

 「1番車だったので、先手ラインの後ろと思ってました。新田さんがスタートを取ったので、それで(北日本勢の)後ろだなと。(周りが)早めに動いたので、ドキドキしながら見てました。少しでも隙を見せると入られたり、しゃくられたりしてしまうので、入られないようにと。あとは4番手でどこから仕掛けるかでした。森田(優弥)のタイミングだったり、落車もあってタイミングとしては、いいタイミングじゃなかった。でも、あそこで仕掛けないと1着はないし、判断は良かったのかなと。(新田に合わされて)守澤(太志)さんにだけもってこられないように。(最終)3コーナーから休みながら、あとは新田さんとの勝負かなと。(3走して)感触としては、良くも悪くもないけど。結果が出ているので、いいクスリにはなりますね」

小山裕哉記者

2022年11月25日 23時17分

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