初日特選は桑原大志が制した! ~松戸競輪場~

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桑原大志
上田とはワンツー実績もある!
清水とのワンツーはこれで9度目

 12月8日(木)から松戸競輪場で松戸競輪開設72周年記念『燦燦ダイヤモンド・滝澤正光杯』GⅢは初日が終了。メインレースの初日特選を制したのは桑原大志(山口・80期)だ。

 レースは後ろ攻めの岩本俊介が青板バックで叩きにいくと正攻法の清水裕友が踏み上げる。それでも岩本が強引に叩いて赤板で主導権を握ると武藤龍生が追い上げて岩本の番手で勝負。打鐘4コーナー過ぎに鈴木裕を捌いて番手を奪取するが、最終ホームで清水が再び始動すると豪快なまくりで前団に迫る。逃げる岩本を3コーナーで捕らえると最後は桑原大志がタイヤ差で交わして初日特選を制した。

 「基本は前から突っ張って、無理矢理来るようだったらペースを上げて出させてって感じでした。(突っ張るか下げるか)ギリギリのラインでしたね。武藤君の動きは見えてなかったです。清水が全部やってくれました」と可愛い後輩に全てを任せて頑張りを称えた。

 「差せたのは嬉しいですね。思い出になる。清水とこれまで一緒に走ってきて、ご褒美ですね」と練習からレースから幾度となく連係している後輩を差してご満悦。清水を差してワンツーを決めたのは2年前の地元・防府記念準決勝以来2度目とコメント通りの思い出になるレースとなった。

 二次予選は別々となったが、互いに勝ち上がれば、また一緒になることは間違いない。二次予選(9R)は上田尭弥とタッグを組む。上田とは2月取手全日本選抜最終日に連係して勝ち星を挙げているだけに的確なリードから連勝を目指す。

池端航一記者

2022年12月8日 22時31分

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