新鋭レーサーを攻略する！

　2月5日（日）から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪F2シリーズ『オッズパーク杯』は初日が終了。好メンバーが揃った初日特選を制した渡邉豪大（福岡・107期）は初日を反省するだけでなく、準決勝でバトルする新鋭レーサー・末廣快理を倒すべく集中力を高めた。

　初日特選では後方から大外をまくる展開となり、「仕掛けるタイミングが3回ぐらいあったんですけど…。張野君も小嶋さんを付けているからもっと行くかと思っていて、それもあって仕掛けられなかった。それでも関係なく仕掛けないといけないのに自信のなさが出てしまった。加倉さんに申し訳ないレースをしてしまった」と白星スタートもレース内容が伴わず反省しきり。

　準決勝のメンバーが発表されて「マジですか！？　決勝までは当たらないと思っていたのにここであたるとは」と末廣快理の名前を見つけてビックリした様子。

　「初日のレースは見ていました。正直、彼みたいな先行選手は苦手なタイプですね。3分戦なのは良かった。自分のラインが3車なのは有利だし、末廣君に得意な駆け方をさせないように走るしかない。準決で負けたくないし、うまく走りますよ」と勢いのある新人を倒すべく不敵な笑みを浮かべた。

　渡邉豪大と末廣快理のバトルはメインの9レース。発走予定時刻は23時30分。前期のS級でも勝ち負けを演じていた渡邉か、特進からの勢いを継続している末廣か、最終レースで火花散る熱いレースが見られそうだ。

• 選手詳細データ

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  渡邉豪大 選手福岡・107期