郡司浩平が16度目のGⅢ制覇 ~静岡競輪場~

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郡司浩平
表彰式で花束を手に写真撮影に応える
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7番車の郡司浩平がゴール前で渾身のハンドル投げ
南関勢が鉄壁の布陣で別線を完封

 静岡競輪開設70周年記念「たちあおい賞争奪戦」GⅢは、12日(日)に決勝戦が行われた。S班3名を筆頭に豪華メンバーが顔を揃えたが、南関4車の先頭を託されたが渡邉雄太(静岡・105期)が赤板過ぎから全開での先行策。番手回りの深谷知広(静岡・96期)は最終1コーナーから番手まくりを決めると、3番手を回った郡司浩平(神奈川・99期)がゴール寸前で差し切ってV。昨年10月の久留米以来、16度目のGⅢ制覇を成し遂げた。

 【郡司 浩平(1着)】
「(ラインとしての作戦は)(渡邉)雄太のタイミングで行ける所で仕掛けるって感じでした。思った以上に清水君の巻き返しが早かったので、深谷さんも早めにいく形になったし、僕が番手のような形になった。(吉田が巻き返してきたが)3コーナー付近でスピードが止まったのが分かったので判断としてはひと振りしてからと。あとは深谷さんとどっちが優勝できるかギリギリの所で踏もうと。本当にラインのおかげです」

【深谷 知広(2着)】
「(渡邉雄太は)練習を含めて一番いいダッシュで、気持ちを感じました。(清水裕友が仕掛けてきて)落ち付いて対処をしてからで、郡司(浩平)も後ろを固めていたし早めでしたけどラインを機能させるためにも踏ませてもらいました。振り切れないのは自分の力不足ですし、ワンツーという最低限の仕事はできたと思う。(今シリーズは)今までに感じたことのない責任感を感じたしいい経験になりました」

【守澤 太志(3着)】
「(初手は)後ろよりは前かなと。ただ(渡邉)雄太君のカカリがすごくて地元のパワーを感じましたね。吉田(拓矢)君も止まってて、ハウスしてバランスを崩していたのでそのタイミングで踏ませてもらいました。足のある郡司(浩平)君と深谷(知広)君が前だったし、そこに迫るまではいけなかったですね」
 

及位然斗記者

2023年2月12日 17時51分

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