南関の結束力を示す郡司浩平 ~静岡競輪場~

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郡司浩平
自力で感触をつかんだ
準決勝は深谷知広の前回り

 2月2日静岡競輪開設71周年記念「たちあおい賞争奪戦」の2日目が行われ、二次予選9レースは郡司浩平がまくって岡村潤、佐藤壮と南関上位独占に導いた。2車単は140円、3連単は330円と一番人気でファンの支持にもしっかりと応えた。

 「勝負できる位置にはいれた。バックくらいで行き切るイメージだったけど、河端さんのかかりが良くて出切るのが遅くなった。前回ほどの良さはないけど、微調整でなんとかなりそうです。全日本選抜に向けてやっていて追い込むよりも1本、1本集中してやっていて疲れが残る感じではないので」。初日は南関3番手だったが二次予選で自力を出したことで「感触はつかめた」と準決勝以降も視界は良好だ。

 追走した岡村は「けっこうかかっていたところをまくっちゃうんですもんね。いつでも行けそうにタイミングを取っていてドンピシャで行ってくれました。すごいキレイな加速で付きやすかったが(抜ける感じは)全然です。ワンツースリーまで決まってよかった。このクラスは脚が違うので抜くのは二の次なので」と郡司を絶賛。

 3番手の佐藤も「くらいつくのに必死だった。しびれました」と郡司の強さに舌を巻いた。

小山裕哉記者

2024年2月2日 19時23分

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