脇本雄太が全日本選抜競輪を連覇 ~熊本競輪場~


今年も近畿勢が好発進
2月23日熊本競輪場で第41回読売新聞社杯全日本選抜競輪(G1)の決勝戦が行われた。レースは前受けの寺崎浩平が主導権を握り、番手の脇本雄太が最終2コーナーから前に踏む。直線は古性優作との争いになったが、脇本が押し切り、大会連覇を達成した。
【レース経過】
スタートは9番車の古性優作が、大外から取りにいき、寺崎浩平-脇本雄太-古性-三谷将太の近畿勢が前受け。中団からは郡司浩平-荒井崇博、単騎の山口拳矢の順番になり、犬伏湧也-松浦悠士は最後方からのレースになった。寺崎は残り3周の青板バックから先頭誘導員と距離を空け始め、上昇してきた犬伏を警戒するように、赤板で前に踏みこむ。寺崎は犬伏が車を下げたことを確認してから2コーナーのくだりでスパート。寺崎がハイペースで先行していくと、番手の脇本は最終2コーナーから前に踏む。近畿4番手の三谷は古性との距離が空き始め、仕掛けてきた郡司とからむみ、直線は脇本と古性のマッチレース。最後まで力強く踏んだ脇本が押し切った。
【脇本雄太(1着)】
自分の(肘の)怪我の状態が万全じゃないなかで、本当に近畿のみんなに助けられた決勝戦だったなって思います。ジャンのところから寺崎君がすごい加速だったので、僕自身、余裕はなかったです。(強さの秘訣は)今回に関しては戦法の幅が狭くなっているなかで、やることが決まっているという気持ちの吹っ切れとかからきていると思います。(熊本は思い入れがあると話していたが)変わらず熊本のお客さんの声援が熱くて、その熱さに自分たちも魅了されています。そのぶん、レースで返していくということが自分たちのモットーだと思う。それを返せたかなって。ちょっとわからないですけど、その熱い声援に応えられて良かったです。肘の完治具合というのは、まだまだだと思う。そこのあたりは気を緩めずに治療を進めて、ウィナーズカップでは、もっと、より一層、体を仕上げていければなって思います。

小山裕哉記者
選手詳細データ
脇本雄太 選手 福井・94期















