佐藤慎太郎がG3最年長優勝記録を更新! ~取手競輪場~


「ずっと優勝から遠ざかっていたし、いいきっかけになる」
3月15日に取手競輪場で開催されている第1回ワールドサイクリスト支援競輪(G3)は決勝戦が行われた。優勝は、佐藤慎太郎(福島・78期)。22年平塚記念以来のG3優勝、自身11度目のG3制覇は、G3最年長優勝記録を更新となった。
【レース経過】
号砲が鳴ると、松浦悠士、渡邉雅也、小堀敢太の3名が勢いよく飛び出す。前受けしたのは静岡勢で、松浦が3番手の位置を確保。5番手の位置は小堀が先頭を務める北日本勢で、単騎の根田空史、中島詩音の並びとなった。小堀が赤板で一気に叩くと、松浦は動かず、単騎の中島が北日本勢を追い掛けて、静岡勢が中団となる。打鐘過ぎから小堀がペースを上げると、中団の長田龍拳は間合いを取る。しかし、松浦が4コーナーから内へ入ってきて、最終ホームを通過。2コーナー手前で松浦が長田をさばいて、まくりにいこうとするが、単騎の中島が合わせるように先まくりを打つ。別線の仕掛けを待ち受けていた、佐藤は3コーナーで外に振る。中島が止まらないと判断すると、2度目のブロックで完璧に止め切る。中島が力を振り絞り抵抗するも、佐藤はコーナーの入り口で最後のひと振り。その一瞬の空いた内を見逃さず、渡邉がするすると入ってきて、突き抜けようとするも、佐藤は返す刀で、渡邉のコースをつぶしにいく。両者の伸び比べとなるが、佐藤が渡邉の伸び返しを許さず、伸び勝った。
【佐藤慎太郎インタビュー】
「G3優勝は久しぶりなのでうれしいですし、小堀がいい競走をしてくれた。決勝は体も動いていましたね。(小堀は)長田君が思い切り来ればどう対応するかというペースで踏んでいた。(中島のまくりは)バシッと止めた方か良かったが、場所的に合わず、最後は(渡邉)雅也に中を割られそうになった。冷静に雅也に体重を乗せられた。やろうと思ってやったことなので、自分自身も余裕があったのかな。(小堀は)前々に先行したいというのがメインの作戦だった。行かれたらそこで考える。小堀は楽しみな選手ですね。スケールの大きな選手になってから勝ちにこだわってほしい。(22年平塚以来のG3優勝で)ずっと優勝から遠ざかっていたし、いいきっかけになる。上位で走ることが当たり前でいられるように頑張っていきたい。(年末のいわき平GPは)頭の片隅にあるが、まずは目の前のことをやっていきます。神山(雄一郎)さんの最年長G3優勝記録を更新できたのは素晴らしいこと。神山さんにあこがれて選手になったので。その記録を破れてうれしい。今後の励みになります。神山さんは年齢を言い訳にしない人だった。そういう姿を追いかけていけたら」

池端航一記者
選手詳細データ
佐藤慎太郎 選手 福島・78期

















