石原颯が驚愕のまくりでS班撃破に成功 ~青森競輪場~

「体の使い方は深谷(知広)さんをイメージして乗れました」
9月5日に青森競輪場で開設76周年みちのく記念競輪のシリーズ3日目が行われた。11レースの準決勝はS班の郡司浩平もいたが、石原颯(117期・香川)と松浦悠士の折り返しが人気を集めていた。初手で後ろ中団となった石原は、後ろ攻めから上昇してきた大川剛にフタをされる苦しい展開に。最終ホーム手前まで誘導員が残っているなかで、郡司浩平が4コーナーの下りを使ってカマシを敢行する。大きく後方に立ち遅れてしまった石原であったが、王者の郡司を力ずくでのみ込んだ。
「車間が空いていてきつかったですけど、追い掛けながらスピードに乗せられたので。でも、内容はゼロですね。松浦さんだから付いてきてくれた感じです。昨日(2日目)、終わってからポジションをいじっていい踏み方になっていたと思います。サドルを下げて後ろの方で乗れていたので。自分のなかで、体の使い方は深谷(知広)さんをイメージして乗れました」
サマーナイトフェスティバル、オールスター競輪と連続で特別競輪の決勝に勝ち上がっている石原だからこそ、さらにその上を見据えている。番手を回った松浦が「衝撃的な強さですね」と驚いていたが、レース内容に関しては反省しきり。
「郡司さんをまくったのは初めてだと思いますけど、これじゃあ特別は獲れない。まだまだ甘いっすね。(特別競輪の優勝を意識し始めたのは)今年のダービーが終わってからですかね。それまでずっと特別競輪の決勝に乗りたいと思ってやってきて、準決勝までは上がれるようになってきた。だから、特別競輪を獲りたいってくらいじゃないと決勝にも乗れないんだなって。そこから意識するようになりました」
決勝は単騎の選手が3名いるが、充実4車ラインを形成した新山響平との実質2分戦に。初日特選ではまくられてしまったが、松浦悠士とともにリベンジを狙う。
「新山さんは突っ張りだと思いますし、単騎勢は誰も入れてくれない。一回突っ張られて、8番手からのカマシはリスクがありますよね。でも、次は共同通信社杯ですし、新山さんを叩ければ自信にもなると思うので。相手は強力ですけど頑張ります」

細川和輝記者
選手詳細データ
石原颯 選手 香川・117期
















