難病を乗り越えて復帰戦で勝利!! ~向日町競輪場~

photo-18257
門田凌
復帰戦で白星を挙げて笑顔を見せた
オープニングレースを制した

 向日町競輪場を舞台に開設70周年記念「平安賞」が9月3日に開幕した。オープニングレースでは、“キーンベック病”という手首の月状骨がつぶれて扁平化する病気から128日ぶりに復帰した門田凌(愛媛・111期)が、最終1コーナーで酒井拳蔵(大阪・109期)の番手に飛び付き、直線で鋭く抜け出して白星を挙げた。

 「発走前にお客さんに、その病気なんぞや?って言われました(笑)。今やっているのは超音波治療くらいで、痛みがないわけではないけど、モガいていると関係ないです。直前に小松島に合宿に行って、太田竜馬(徳島・109期)とか島川将貴(徳島・109期)のスピードを体験しに行ったんですけど、逆に自信をなくしました(苦笑)。まあでも、復帰戦で1着が取れているので問題ないです。道中は思ったよりキツかったんで、ちょっとずつ戻していきたいですね」

 4日のシリーズ2日目は、2レース6番車で登場。強敵相手の好走に期待したい。

岡崎優美記者

2020年9月3日 18時52分

開催情報

ページトップへ