同期の佐々木和紀をねじ伏せての優勝

　6月13日に行われた松戸競輪F2シリーズ最終日、藤田周磨(埼玉・117期)が完全優勝し5月静岡、6月前橋から3連続完全Vを達成しA級2班への特別昇班を決めた。

　レースは後ろ攻めとなった佐々木和紀(神奈川・117期)が青板バックで上昇し、前受けの藤田は6番手まで下げる。赤板から佐々木が徐々にペースを上げるも、藤田が打鐘からロングスパート。最終ホームで湯浅大輔(千葉・96期)が中団から先まくりを打つが、藤田が更にその上をまくって9連勝を決めた。

　シリーズ中には「来期は2班に決まっているのでレベルアップしたい」と語っていたが、今回の特別昇班で予定よりも一足早くA級2班へステップアップ。粒ぞろいの117期の中では遅咲きとなるが、先行を主体に脚力を強化しておりA級上位戦でも積極的な走りで活躍してくれるだろう。

• 選手詳細データ

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  藤田周磨 選手埼玉・117期