着実に力を付けている大高彰馬 ~松戸競輪場~

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大高彰馬
番手を回る佐藤啓斗選手(左)と健闘を誓い合う大高彰馬選手(右)
初Vを獲れる力はある

 松戸競輪モーニング開催は22日に最終日を迎える。チャレンジ決勝は北日本で番手回りを得た佐藤啓斗(青森・119期)が有利だが、ここでは先頭を走る大高彰馬(福島・119期)に注目してみた。

 大高はまだVがないが近況は安定して決勝に進出。今シリーズも開催前からV候補の一角と目されており、連勝して決勝に進出した。決勝は北日本は3人が勝ち上がり大高-佐藤-三上(青森・85期)の並び。大高は「(佐藤の方が)脚力が上。謙虚に見えて結局(佐藤が)勝ってしまうのだからズルい」と自虐気味。それでも自身も簡単にVを譲る気はない。「今まではチャンスをモノにできていなかった。力を出し切る競走をするが、僕が(佐藤の)前回りだからと言ってもVをモノにできる走りをしたい」と秘かに自身の初Vをも狙っている。ここで大高が初Vを獲るようなら、今開催を機にもう一皮むけるはずだ。

木村貴宏記者

2022年1月21日 17時35分

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