犬伏湧也がG1初戦で初勝利!! ~西武園競輪場~

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犬伏湧也
サマーナイトに続き、今大会も台風の目となる
結果に満足することなく、今後へ課題を挙げる

 西武園競輪場で行われている「第65回オールスター競輪(G1)」は8月10日(水)にシリーズ2日目を迎え、1レースに登場した犬伏湧也(徳島・119期)がG1初勝利を飾った。
 
 スタートけん制が入り前を取らされると、赤板から車を下げて7番手に。打鐘で仕掛けた根田空史ラインを追いかける勢いで巻き返すと、最終バック手前で根田をまくり切りそのままゴール線を一番に駆け抜けた。
 犬伏にとって今回がG1初参戦。「1着いけたことはうれしいですけど、ラインで決められなかったので。組み立てを意識しないと」とG1初勝利の喜びをかみしめつつも、後ろとの連係が乱れたことを反省している。
 「しっかり周りをみていけたし根田さんに反応はできているが内容はよくない。出切れたことは大きいが、組み立てを意識して明日以降を走れれば」と2走目に向けての修正点は明確。

 ビッグレース初出場だった玉野でのサマーナイトで、いきなり決勝へ進んでおり実力は折り紙付き。「9車立てのレースも形になってきた」と9車立てのレース形態にも順応してきて、さらなるステップアップを目指している。「もっと同県だったり、中国、四国の選手が勝ち上がっていけば自分にもチャンスが生まれていくと思うので。そこを意識して走りたい」と同地区の仲間と共にシリーズを勝ち抜いていくことを誓った。

角田祐馬記者

2022年8月10日 17時10分

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