競輪に集中する原大智が力を出し切る ~立川競輪場~

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原大智
目指す走りに近づける
先行にこだわり機動力を磨く

 11月7日(月)から立川競輪場でF2ガールズが開幕する。A級1、2班戦から積極的なレースでアピールを続けている原大智(宮城・117期)にスポットを当てる。

 フリースタイルスキー・モーグル 日本代表で平昌オリンピック 銅メダリストの原大智は、競輪選手とモーグルの二足のわらじを履きながら北京オリンピックでも感動を与えた。「競輪選手をクビになりかけたし頑張ったかな。スキーと自転車の練習量を比べると、自転車の練習量が多かったと思いますよ。使う筋肉が違うんですけどね」とウィンタースポーツの中ではスピードスケートから活躍する選手は多かったが、スキー競技からの選手は初だった。

 「準決勝で飛んでしまうことがたびたびあるので、まだまだ力不足。今は競輪一本に絞ったので、自転車に特化した練習もできています」と理想の走りに近づくため、日々の練習に励んでいる。初日は連係実績ある十文字菊雄(福島・75期)とワンツーを決めるべく、別線に隙を与えない走りで人気に応えるはずだ。

永岡孝史記者

2022年11月6日 15時26分

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