挑戦を続ける犬伏湧也 ~広島記念~

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犬伏湧也
先を見据えて苦手分野に挑戦する
カマシ一辺倒からの脱却

 広島競輪場開設70周年記念『ひろしまピースカップ(G3)』は、15日(木)に初日が行われた。1レース1番車を背負った犬伏湧也(徳島・119期)は、赤板からの突っ張り先行で3着。内容のある走りで勝ち上がりを決めた。

 犬伏と言えば、並外れた身体能力を生かしたスピードあるカマシ、まくりが一番の武器。だが「前を取って突っ張るイメージしかなかった。形は作戦通り」と、一切の迷いもなく残り2周からの突っ張り先行に出た。その狙いをこう明かす。
 「カマシはいつでもできると思うんですよ。そこばかり極めても、9車立てじゃ通用しない。突っ張り先行だったり、押さえ先行だったり、先行するにしても、その幅を増やしていかないと。競輪祭を走って、特にそういう部分は感じました。競輪祭が終わってからは、そこを重点的に考えてやっています」
 車券では断然の1番人気にも推されていただけに、3着では悔しい気持ちがもちろん大きいだろう。今はそれも未来への糧にしたい。
 「自分の弱さが出ていると思う。ワンツーが決まっていれば最高だけど、3着に沈んでしまっているので。しんどかった。もっと(脚力を)上げていかないと。ペース配分とかをうまくしていきたい。今は、自分の持ち味以外の部分を磨いていかないといけないので」
 鳴り物入りでデビューした119期のナンバーワンも、まだまだ未完の大器。この先も輪界トップで先行を貫くために、今はチャレンジしたっていい時期だ。

熊谷洋祐記者

2022年12月15日 19時20分

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