岸田剛が同期対決を制してレインボーカップを優勝 ~久留米競輪場~

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岸田剛
鋭いまくりで同期対決を制して特別昇班を決めた
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外を迫る昼田選手を1/4車輪差で振り切りゴール線を通過
師匠の教えにならい強い気持ちでレースに臨んだ

 6月27日(火)に久留米競輪場で行われたレインボーカップ・チャレンジファイナルは岸田剛(121期・福井)が偉大なる師匠の脇本雄太の前で同期対決を制して優勝を手に。昨年12月の伊東で行われたレインボーカップの悔しさを胸にリベンジを果たした。
 1番車の岸田剛は初手で6番手に構える。最後方の照井力斗が残り2周手前から真っ先に動き始めたが、比佐宝太が合わせて動き出し誘導員を降ろして先頭に立つ。長谷川飛向が打鐘2コーナー手前から車を外に持ち出すと一気に叩いて主導権取りへ。岸田剛は冷静に長谷川ラインにスイッチして3番手の位置をキープ。一旦5番手の位置まで追い上げた堀航輝が最終ホーム目掛けて反撃開始。気配を察知した岸田剛は最終2コーナーから合わせて踏み込み前団をのみ込む。後方7番手からまくり上げ直線外を鋭く迫った昼田達哉を1/4車輪差で振り切った。
 
【岸田 剛(1着)】
「もう前々に行こうと思っていました。最初に真ん中ぐらいが取れたので。先に動くと第二先行みたいになると思って、流れを見てからいい感じで行けたと思います。あそこ(最終2コーナー)から行けると思ったの全開で行きました。出切ってからはいっぱいで祭儀もギリギリ差されたかなって思ったんですけど。特別昇班できて良かったです。前回(昨年12月伊東のレインボーカップは)気持ちで負けてしまったので、それを意識して走りました。(2班に上がっても)先行主体に今のスタイルを崩さずやっていきたい」

細川和輝記者

2023年6月27日 17時48分

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