準決は新山将史との地元連係で優出を狙う

　5月7日に青森競輪場でFIガールズナイターシリーズの初日が開催された。8RからはS級戦が行われて、予選のメイン11Rには地元の嵯峨昇喜郎（青森・113期）が登場。レースは前受けからスタートし、中団から先切りを狙う吉田智哉を突っ張ると、ホームで叩いた徳田匠－上田裕和の中近勢を受けて3番手を確保。最終2センター付近からのまくり追い込みを決めて、地元戦を白星スタートで飾った。

　「先行するなら徳田さんだと思ったし、（吉田の）踏み方次第だったけど、一応車輪はかけておいて、緩める感じがあったので一旦突っ張りました。自分はダッシュ系だし、低速から踏むのが得意なので。（3番手に入ってから）すぐ仕掛けたかったけど、後ろに吉田さんが入ったのもわかっていたので。脚の感じはいいですね。（4月函館前に練習で手首を痛めて）S取りとか、突っ張った時にまだ痛みはあるけど、それ以外は問題ないです。地元は緊張するけど、しっかり決勝進出できるように頑張りたい」

　前回の静岡では昨年の高知以来となる11場所ぶりの優出を果たし、今節の初日も動きは悪くなく復調気配。準決は地元連係となる新山将史を背に、連勝での決勝進出を狙う。

• 選手詳細データ

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  嵯峨昇喜郎 選手青森・113期