来期からのA級１、２班戦につなげる走りを披露する

　6月25日から川崎競輪場で行われるF2ミッドナイトシリーズが開催される。4レースに登場する川越宏臣（東京・125期）は５月奈良で落車もあり直近は決勝にこそ乗れていないが、来期のＡ級１、２班戦につなげるためにも今シリーズで悪い流れを断ち切ろうと奮闘する。

　「5月の奈良で人生初めての落車をして。診断自体は左腰の打撲傷と擦過傷、あと左肩の打撲傷と擦過傷でした。骨とかには異常なかったんですけど、先輩たちに『落車すると体のバランスが崩れるぞって』言われていて。自分的には影響がないかなって思って前回の弥彦はいったんですけど、自転車の進みが良くなかったです」
　
　結果的に落車の影響からか腰痛も出てしまい、弥彦は途中欠場となってしまったが、今シリーズは新たな相棒に乗り換えて変わり身を狙っている。
　「今回は同期の船山（真生）君にフレームを借りたので使います。年齢は違いますけど、養成所の頃から仲が良かったんです。この前ちょうど船山君が京王閣にきていたので、その時に受け取りました。身長はほとんど同じくらいなのでサイズも大丈夫ですね。練習で乗った感じも悪くなかったので。今回も同期がいっぱいいますし、負けないように。最近、準決勝が壁になっているんですけど、今回はチャレンジ戦のラストなので、来期につなげられるように頑張ります」
　
　同期のフレームに乗り換えて挑む初戦は番手が競り合いとなったが、持ち味のスピードを生かした走りで２日目以降に弾みをつける。

• 選手詳細データ

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  川越宏臣 選手東京・125期