準決は悔しい一戦だった竹内智彦 ~川崎競輪場~

優勝なら同時に400勝も達成できる
川崎競輪場ではFⅠナイター開催が24日から行われており、25日の準決勝の一つ目、10レースでは竹内智彦(宮城・84期)が惜しくもの2着だったが決勝に勝ち進んだ。
普通なら2着で決勝に勝ち上がれるし、そこまで悲観することは無いだろう。しかし、400勝を達成できるところにまでにあった竹内には惜しくもの表現の方が合うかもしれない。
レースは野口裕史が先行し番手に星野洋輝が飛び付く、後方から脇本勇希がまくり番手が離れたので切り替えて竹内が抜け出すのだが、単騎で追っていた片折亮太に差されてしまった。
「油断してしまった。4コーナーで脇本君に接触してしまった。勝ちを取れなかったし悔しい」。よく見ると確かに接触している。それでスピードが落ちたのだろう。
竹内は前検日に「400勝は意識していない」と話していたが、ここは勝てただけに痛恨だろう。
しかし、ものは考えようである。決勝を勝てば今年初優勝だけでなく400勝も達成とダブルでおめでたいだろう。
決勝は単騎を選択。苦戦するようにも見えるが、竹内なら位置取り厳しく道中は好位を取っているとみる。好位取りから早めの踏み込みならチャンスはある。
展開も多少はもつれる要素がある。竹内の一発に警戒したい。
2025年7月25日 23時51分
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選手詳細データ
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竹内智彦 選手宮城・84期