柳詰正宏が初のGⅢ制覇 ~小倉競輪場~

photo-107862
柳詰正宏
賞金ボードを掲げて写真撮影に応じる
photo-107863
8番車の柳詰正宏が渾身のハンドル投げを見せる
原田研太朗がまくりで迫っての準優勝

 8月11日に小倉競輪場で行われた第19回「吉岡稔真カップ争奪戦」GIIIの決勝戦は、林兄弟の3番手を固めた柳詰正宏(福岡・97期)が直線で鋭く抜け出し、ホームバンクで初のGIII制覇を達成した。

 【インタビュー】
「(優勝は)想像できなかったし、フワフワしている感じで夢を見ているみたいです。感無量ですね。(林)慶次郎はあれ一本でしたし、自分も仕事をすることに集中できていた。競輪人生の全部の運を使ってもいいという想いで、この一戦に全部をかけました。正直、踏んだ時にあまり車が出なかったんですけど、自分の脚を信じて良かったです。(開催前は)自分が地元の牙城を守るとは思わなかったですけど、林兄弟が乗ってきてくれて、地元勢がもぎとれて、しかも自分が優勝できて信じられないですね。前半戦はここで優勝できて、後半戦の前に体調を崩してどうなるかなと思いましたけど、こうやって自分がやってきたことが実を結んで幸せです。GIIIを優勝して、少しは注目されると思うし、これからも一戦一戦気を引き締めて頑張りたいですね」

及位然斗記者

2025年8月11日 17時53分

開催情報

ページトップへ