坂本貴史が地元戦で闘志を燃やす ~青森競輪場~
「全てにおいて総合力が大事」
青森競輪場で27日からF1「ノースランドC スピチャン杯」が開催される。寛仁親王牌組が不在で激戦模様のシリーズ。9Rに登場する地元の坂本貴史(94期・青森)に注目した。
地元戦に並々ならぬ決意だ。「青森記念(2⑤⑤④着)は二次予選で敗退して悔しかったので、その分もアピールしたい」。普段はクールだが強気の口ぶり。今回に懸ける意気込みは相当だ。
競走得点は101点前後を推移。決勝へ進出したのも2場所前の函館(3②❹着)が今年初めてだった。苦しい時期が続いているが「腐ってはいませんよ」と明るく前を向く。大きくジャンプするために今は試行錯誤を重ねている段階。「今がいい意味で楽しめている」と苦境を乗り越えようと、もがいている。
年齢的に自力戦と番手戦の両方をこなすことが求められるが「全てにおいて総合力が大事」と、どちらもそつなくこなすのが坂本の強み。初日は木村佑来に前を託して、差し脚を伸ばしてみせる。
2025年10月26日 15時57分
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選手詳細データ
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坂本貴史 選手青森・94期