石井貴子が強敵相手にもスタイルを貫く ~大宮競輪場~

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石井貴子
持ち味の先行策で決勝進出を狙う
前回準優勝の大宮バンクで躍動する

 7月21日から大宮競輪場でF1ガールズシリーズが開催されている。7レースに登場した石井貴子(東京・104期)は持ち前の先行勝負で風を切り、小林莉子(東京・102期)にはゴール前で屈するも2着での好スタートを決めた。

 レース終了後、石井は「最後まで踏み直せていたし、悪くはなかったですね。踏み方も良くなっている。風を気にしていたんですけどそこまで気にならなかったし、大宮は前回準優勝しているし走り易い」と手応えは良好で、バンクとの相性も抜群。

 予選2は勢いに乗る日野未来(奈良・114期)と激突。前回の前橋決勝で敗れており「(日野未来は)調子がいいし難しいですよね。誰かがフタしてくれればいいですけど中々そういかないかな。自分でフタをしてもいいかも」と色々作戦を練るも、「まあ結果的にいつも通りやった方がいいかな。しっかり自力を出していきますよ」と十八番の積極策で真っ向勝負に出る。
 
 石井は予選2の7レース(発送予定時刻13時43分)に登場。迷わず風を切り、長走路の大宮バンクを颯爽と駆け抜ける。

及位然斗記者

2022年7月21日 18時05分

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