「競輪で落車したのは初めてだったけど、特に恐怖心はないです」

　7月7日から松戸競輪場でFIガールズシリーズが開催される。ガールズケイリンの優勝候補は鈴木奈央（静岡・110期）。近況は白星を量産し好調ムードであったが、前回のパールカップで落車し、今シリーズは状態面が鍵を握りそうだ。

　「前回は自分が内に突っ込んでしまったのが悪かったですね。競輪で落車したのは初めてだったけど、前の選手が落車してそれを避けれなかっただけなので、特にレースでの恐怖心はないですね。落車で左手首尺骨を骨折したけど、ハンドルを握るぶんには大丈夫だし、レースも問題ないと思う。フレームはヒビが入ってダメになってしまったので、今回は練習で使っている物を使います。実戦で使うのは初めてです。落車するまでは調子も良かったし、点数も過去最高ぐらいまで上がっていたんですけど。（好調の要因は）何かを変えたってわけではないんですけど。気持ちの面とかですかね。1着を取れるようになって、それで好循環になっていったのも大きいですね。松戸はいいイメージだし、まずは１走してみてにはなるけど、頑張ります」

　初日は7Rの予選1に登場予定。同型の松本詩乃や積極性ある高橋美沙紀が相手候補となるが、底力を発揮して白星で弾みをつける。

• 選手詳細データ

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  鈴木奈央 選手静岡・110期