ホームの川崎で完全Vを狙う大浦彩瑛 ~川崎競輪場~

予選2は冷静に走れた
川崎競輪場では3日からナイター開催が行われている。2日目の予選2の第7レースでは地元の大浦彩瑛(神奈川・126期)が駆けた豊田美香を追ってからのまくりで連勝。決勝に駒を進めた。
大浦は「豊田さんが一番後ろだったけど、仕掛けてくると思って。いい位置を取れたし、いいタイミングで行けました。當銘(直美)さんが後ろだったけど何とか粘れて良かった。
最近のレースでは消極的だったけど、落ち着いて走ることができました」。気のせいか2日目の競走後の話では笑顔も見られた。
8月宇都宮で行われた『女子オールスター競輪』についても振り返ってもらった。「宇都宮では力を出せないまま終わってしまった。展開もどんどん動いていく。一瞬で立ち遅れてしまった」。大浦は普段の開催では決勝の常連となっているが、もう一つレベルを上げる戦いとなるには、さらなる力が必要となってくるだろう。
とは言え、今回はホーム戦でまずは地元Vに集中したい。川崎バンクは11月から改修工事に入る予定で、大浦は川崎では3回決勝に乗っているが、まだVはない。誰よりもVは欲しいはずだ。
「いい締めくくりにしたい」と話した大浦。強気な競走で挑めば、また笑顔が見られるはずだ。
2025年9月4日 23時23分
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選手詳細データ
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大浦彩瑛 選手神奈川・126期